今まではどのような彫りを施した指輪が作られているのでしょうか。吹奏楽団で知り合ったカップルは、音楽をテーマに選びました。内側に担当楽器のクラリネットとユーファニアム、それと五線譜の模様のタガネ彫りを入れました。二つ重ねると、模様がぴったりと合うように彫られています。五線譜の先には、二人の好きな曲をイメージする薔薇と帽子の模様も彫られています。外側にはト音記号とヘ音記号をあしらい、二つ重ねるとハートマークになります。またスノーボードで知り合ったカップルは、冬景色をイメージする結婚指輪をオーダーしました。内側をブルーでコーティングし、二つ重ねると白い雪の結晶が現れます。猫好きなカップルは、内側に猫の彫りを入れました。表側は重ねるとハートマークができて、「心はひとつ」という意味を表わしています。
普段使いの結婚指輪でも豪華にしたいなら、ダイヤモンドなどの石を彫り留めすることもできます。指輪のサイズが変わることがあればサイズの変更も可能ですが、チェーンを通してネックレスとして使うこともできます。彫りには汚れが入ることもありますので、定期的にクリーニングしてもらいましょう。細かい傷も一緒にきれいにしてもらい、想いのこもった指輪を大切にしましょう。